毎日暑い日が続いていますが、皆さんは元気に過ごせていますか?
夏風邪、熱中症などお子さんの体調管理も大切ですが、自分の体調管理も忘れずに。まずは女性が起こしやすい、夏バテの症状を見てみましょう。
こんな症状はありませんか?
- 食欲がなくなってきた
- 疲れやだるさが抜けない
- のどが渇く
- めまいがする
- 気力がなくなる
- 持病がひどくなる
当てはまる項目が多い人ほど要注意です。夏バテを悪化させないように、しっかり対策をしていきましょう。
夏バテの原因はいろいろ
昔は夏に体調が悪化するといえば、暑さで体が疲れてしまうことでしたが、今時の夏バテでは冷えが原因になることも多くあります。
例えば、冷房の効いた室温と、暑い外の気温差が原因になります。もともと人間には自立神経の働きで、暑くなったら体温が上がり、血管が広がり、汗を出して体温を下げようとする機能が備わっています。自分の体の機能を使って暑さへの対応をとれるようになっているのです。
しかし長時間、冷房の効いた部屋にいることで体が冷えてしまったり、気温差が激しい状況が続いたりすると、本来の自律神経の動きが狂ってしまい、体調を崩してしまうのです。
また、暑さで食欲が落ちて栄養不足になったり、冷たいものばかり食べてしまって体を冷やしてしまうということもあります。
他にも夕方になっても明るいので、ついつい公園遊びが長引いてしまい、晩御飯も遅くなりがち。気が付けば寝かしつけの時間が遅くなって睡眠不足、というパターンもあります。
身に覚えがあれば、まずはそこから気を付けましょう。
夏バテ対策を知ろう
夏バテ対策の基本は、以下の4つです。
できるものから取り入れてみてください。この後詳しく解説します。
- 睡眠をしっかりとって体を休める
- 冷えすぎないように注意、エアコンは適度な温度設定で
- お風呂は湯ぶねに浸かってゆっくりと
- 夏の食事は量より質/水分補給をしっかりと
①睡眠をしっかりととる
夏は疲れやすい時期です。昼間は夏休みのお子さんと一緒に元気に過ごして疲れたら、まずは睡眠をしっかりとりましょう。夜は早めに寝て朝すっきり目覚めると、体の回復も早くなります。
②冷えすぎないように注意、エアコンは適度な温度設定で
エアコンが効いた部屋では思ったよりも体が冷えがち。軽く羽織る上着や、デスクワーク時にはひざ掛けなどを活用して体の芯が冷えないようにしましょう。
エアコンの機種によっては効きすぎてしまうこともあります。いくら暑いからといっても、極端に低い温度設定はやめましょう。日中は外気温との差が5℃ぐらいがおすすめです。
③お風呂は湯ぶねに浸かってゆっくりと
暑いとシャワーで手軽に汗を流したいと思いがちですが、できれば20分ぐらいのんびり湯ぶねに浸かりましょう。体温調節機能が回復し、発汗機能を高められます。
④夏の食事は量より質/水分補給をしっかりと
食欲がないからといって食事を抜くのはNGです。人間は食事を摂ることでエネルギーを得ているので、食事を抜くと体温が下がりやすくなります。
おすすめの食材は疲労回復効果のあるビタミンB1が豊富な豚肉です。他の食材と合わせて冷しゃぶサラダにすれば、手軽にバランスの良い食事になります。
エアコンが効いた部屋では汗はかきませんが、乾燥してしまうことも多いです。屋外でも屋内でも水分補給はしっかりと行いましょう。
まとめ
夏は楽しい行事やおでかけもたくさんあります。
しっかり寝る・しっかり食べる・体を冷やさないなど、体調管理を意識してバテ知らずの楽しい夏を過ごしましょう。
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