いよいよ妊娠初期も終わりに差しかかり、安定期まであと少し! 妊娠13週を過ぎると、胎盤が形成され流産の可能性はぐんと少なくなります。
身体の中のホルモンも安定するため、つわりも軽くなり食欲が回復するころです。つい食べ過ぎて、体重が増えちゃった…なんてことも。この時期に体重が増えてしまうと、後々大変になってしまうので、体重管理に気を付けましょうね!
つわりが落ち着いたら栄養管理をスタート
食べ物のにおいを嗅ぐだけでも気持ち悪くなったりと、つわりの期間はなかなか栄養管理まで手が回らないものです。つわりが落ち着いたら、少しずつバランスの良い食事を考えてみましょう。
もちろん無理は禁物! 妊娠中の食事はバランスよく取れていれば、あまり神経質になりすぎる必要はありません。また、甘いものなど食べたいものを我慢しすぎてストレスになるのも考えもの。たまには好きなおやつを食べながら、のんびりと過ごすことも大切です。
お腹の中の赤ちゃんは?
胎盤が完成して、ママとは臍帯を通してしっかりと結ばれます。器官の形成もすべて終わり、これからはそれぞれの機能が発達する段階です。体重は前月に比べ、4倍以上にも大きくなり、体は活発に動くようになります。
また、へその緒を通してママから酸素や栄養を補給し、老廃物や二酸化炭素をママに返すようになります。ママが食べたものは、赤ちゃんも一緒に食べているのと同じ! ママとの結びつきもこれまで以上に強くなります。
この時期にやっておくべきことは?
まず、体重管理を始めましょう。食事がおいしく感じるこの時期に、つい食べ過ぎてしまうと、急激に体重が増えて難産の原因になってしまいます。食事に気を付けながら、ストレッチなど適度な運動を心がけるようにすると良いですね。
次に、マタニティ用の下着や洋服を準備しましょう。子宮が幼児の頭ぐらいの大きさになるため、おなかが目立ってきます。気付かないうちに胸や下半身にも脂肪がついたりと、体つきがふっくらとしてきます。急に慌てて買いに行くなんてことにならないよう、余裕を持って早めに準備しておきましょう。
赤ちゃん用品店や、オンラインショップ等、可愛いマタニティウェアがたくさんあります。選ぶのもワクワク♪ 妊娠生活も楽しくなりそうですね。
また、本格的におなかが大きくなる前のこの時期に、妊娠線のケアを始めることも大事です。妊娠線は、妊娠によって急激に起こる体重や体型の変化によってできるひび割れのような線です。一度できてしまった妊娠線は、徐々に目立たなくなっていくものの、完全に消えるということはありません。予防できるのであれば、やるに越したことありませんね!
クリームやオイルを塗ることで肌が柔らかくなり、妊娠による伸びに耐えられる皮膚を作ることができるので、妊娠線の予防効果が期待できます。
ちょこっとアドバイス
まだお腹がそれほど大きくない時期なので、パパと一緒にこれから先の準備を開始したり、リゾート地や旅行に出かけるなどしてはどうでしょう。初めての赤ちゃんならば、赤ちゃんが家族に加わる前に2人きりの時間を過ごす最後のチャンスになるかもしれないですね。
また、家族が増えることによって、住むお部屋が狭くなってしまうので、お引越しを考えているなら今ぐらいの時期がおすすめです。ちなみに筆者は妊娠後期に引っ越しを経験しているのですが、大きいお腹でなかなか自由に動けず後悔したものです。
お腹が大きくなると、これまでのような動きが取れないことも出てきます。体調への気遣いは忘れずに、身軽な今だからこそのアクティブな活動も楽しみましょう。
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