暑い日が続くとクーラーが手放せないですよね。今年も暑い日が多く、気温に身体がついていかない、というママも多いのではないでしょうか?
もしかしたらその要因のひとつに、クーラーの使い過ぎがあるかもしれないことをご存知ですか? 今回は、ママに知っておいてほしい「クーラー病」についてご紹介します。
簡単チェック!こんな症状はない?
- なんとなく全身がダルい
- 風邪に似たような頭痛や鼻水
- 肩こりや腰痛など関節痛
- 下痢や食欲不振
いかがですか? これらは「クーラー病(冷房病)」の際に現れやすいとされている症状の一例です。
冷房の効いた部屋で長時間過ごすことで、外へ出た時に暑さへの対応ができず、自律神経が乱れることで「全身の倦怠感、冷え、下痢、手足のむくみ、肩こり、腰痛」などの症状が現れることがあります。
原因は?
先程も触れましたが、「自律神経の乱れ」によりクーラー病(冷房病)の症状が現れます。自律神経は、体温調節機能も司っており、本来は自然と身体が体温調節をします。
しかし、クーラーを長時間使用して汗をかけなくなってしまったり、急に暑い屋外へ出ることで、気温差に身体がついていけなくなることで、バランスを崩してしまうことが要因とされています。
また女性は男性に比べ、もともと筋肉量が少なく代謝が低いため冷え性に悩まされることも多く、血流の流れが悪いことも要因とされています。
対策は?
室内と屋外との温度差を小さくすることや、室内で寒いと感じた際には、靴下を履いたり羽織りものをかけるなど、冷房により身体を冷やし過ぎないように対策を取ることがおすすめです。
また自律神経は、気温などの環境の変化、睡眠不足、日頃感じる精神的なストレスなど、さまざまな要因によっても乱されやすいとされています。そのため、生活習慣を整えることもおすすめです。
自律神経を整えるためにできる3つの生活習慣
①睡眠
自律神経を整えるうえで睡眠をしっかり取ることは、とても大切です。お子さんが小さいと夜中に何度も起こされたり、ゆっくり眠れないこともあると思いますが、眠りの質を高めるためことを意識することがおすすめです。
- 夜眠る前は携帯の画面を見ないようにする
- 寝る3時間前の食事は控える
など、睡眠時間にとらわれず、質を高める意識を心掛けてみましょう。
②運動
身体を動かすことで、全身の血流が促されるメリットがあります。この場合は激しい運動を指すのではなく、ウォーキングやストレッチなどの軽い有酸素運動がおすすめです。ずっと座りっぱなしなら軽くストレッチをする。お子さんと一緒に公園で身体を動かすなどもおすすめですよ。
③湯船に浸かる
普段湯船に浸かっていますか? なかなかゆっくり湯船に浸かれないというママも多いと思いますが、湯船に浸かることで全身の血流が良くなるメリットがあります。夏はシャワーだけで終わらせてしまうなど、湯船に浸からないことが多い方は、お子さんと一緒に夏でも湯船に浸かる習慣を心掛けてみましょう。
今回は、ママに知っておいてほしい「クーラー病」について紹介しました。
なんとなく不調を感じたら、無理せず少しでも身体を休めたり、できることから生活に取り入れてみてくださいね。
<< 前の記事へ | 次の記事へ >> |



