さぁ、いよいよですね! あと少しで赤ちゃんと初めての対面です。準備は整っていますか? いつ、つわりがきても大丈夫なようにお産・入院グッズはすぐわかる場所に揃えておきましょうね。また、チャイルドシート、ベビー布団などはすぐに使える状態に準備できていますか? いざというときに焦らないよう、今のうちに用意しておくと良いでしょう。
もちろん自分の体調をみながら、できる範囲で無理のないようにしましょうね。それから考えておいた方が良いのは、陣痛が起きてから歩けなくなった場合の病院への移動手段です。身近にすぐに駆けつけてくれる親族などがいれば、お願いしておくと心強いですね。
しかし、陣痛はいつどこで起こるのか分からないものです。筆者は夜中に突然破水が起こって慌てふためいたものです。地域によっては「陣痛タクシー」という、24時間いつでも妊婦を病院まで運んでくれるサービスを実施しているタクシー会社もあります。事前に予約が必要なので、出産予定日までに調べておくと良いですよ。
お産・入院グッズについて
体調や精神的ゆとりを考えて、妊娠36週目くらいまでには準備を済ませておきましょう。
持ち物は、ボストンバッグやスーツケースなど、大きめのものにまとめ、玄関などの分かりやすい場所に置いておくと安心です。陣痛や破水は、突然訪れるもの。外出先などで破水してそのまま病院へ直行することになっても、すぐ見つけられる場所にあるとスムーズです。
持ち物リストは病院などからもらえるので、それを見ながら用意すれば良いのですが、個人的にあって良かったなぁと思うものは「ペットボトル用ストロー」「テニスボール」「暇つぶしアイテム」です。
入院中はずっと横になっているので、ペットボトル用ストローがあると、いちいち起き上がらなくて済むので、とても重宝しました。そしてテニスボールは、気休めかもしれませんが、陣痛を和らげるアイテムです。とにかく陣痛の痛みから逃れるために何かがないと不安で…なんとなく精神安定のために役立ったような気がしてます (笑) 。
次に暇つぶしアイテムですが、これは何でも良いのです。入院中は、授乳時間以外は特にやることもなく退屈なので、音楽や塗り絵など、ベッドの上でもできるような何かがあると有意義に過ごせるのではと思います。筆者の場合「産後にスマホやテレビは良くない!」と母に何度もうるさく言われ、禁止されていたので、特にあって良かったと感じました。
おなかの中の赤ちゃんは?
皮下脂肪が全体につき、丸みをおびた体型になります。手足の筋肉が発達し、内臓機能や神経系の働きも成熟します。また、口の周囲の筋肉も発達し歯ぐきが盛り上がってきます。
頭が母体の骨盤内におりてくるため、あまり動かなくなります。急に胎動を感じなくなって不安になるママもいますが、心配しなくて大丈夫。赤ちゃんはちゃんと元気です。
ママの体は?
おなかから突き出していた子宮が下がってきて、胃が楽になってきます。食事量が増えて、この時期に太ってしまうママもいるようです。食べるものには気をつけて、こまめに体重計に乗るようにしましょう。太りすぎは難産につながります。
そして、出産が近づくと生理痛のようなお腹の痛みを感じる人もいるでしょう。これは「前駆陣痛」といって、本陣痛とは異なり30秒~2分くらいで治まります。
もしも、時間が経っても治まらなかったり、動いても痛みが変わらないのであれば、それは本陣痛かもしれません。前駆陣痛はおなかの前あたりから収縮を感じるのに対して、本陣痛はおなかの後ろ側から痛くなるという違いもあります。いつもとは違う痛みを感じたら、すぐに病院へ連絡してください。
最後に
お産がいつ始まってもいいよう、体調を整えておきましょう。赤ちゃんが産道を通り抜け、外の世界に出るには大変な労力を要します。ママの体力も重要です。
お産は痛みを伴いますが、この痛みは、赤ちゃんにとってもママにとってもなくてはならないものです。ママには産み出す力を与え、リラックスすれば痛みは緩和されるのです。また産後は、夜中の授乳で3時間おきに起こされたりと睡眠不足が続くので、今のうちにたっぷりと睡眠を取って、体を休ませておきましょうね。
ライター:ちぃママ
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